日本美術刀剣保存協会和歌山県支部

活動記録

日本美術刀剣保存協会|和歌山|紀州|

活動記録

紀州の刀剣

     k008

刀 銘 備中守橘康広
    (菊紋)

法量 刃長六九・六糎(二尺二寸九分七厘) 反り一・九〇糎(六分三厘) 元巾三・二六五糎(三・一〇糎) 先巾二・一三五糎(二・〇三五糎) 元重〇・七二五糎(〇・七〇糎) 先重〇・五二五糎(〇・四九糎) 切先長三・六五糎
姿・造込み 鎬造。庵棟低い。身巾広く重ねが薄目で鎬巾尋常に鎬低く、切先は中切先が伸びごころの優しい姿で、ようやく寛文姿への移行が始まったかと思われる刀姿。 地鉄 板目に杢まじりの肌に地沸がつき地景がからんで肌立ちごころになって、乱映りが立つ。鎬地柾。 刃文 匂出来の丁字乱で足・葉がよく入って明るく冴える。 帽子 直ぐで先小丸に返る。 茎 生ぶ。棟浅い丸棟。鎬が低くピタッとして鑢目大筋違で磨出しに化粧鑢をかける。茎先入山形。目釘穴一個。

<解説>
寛永の刀姿をのこして、地刃ともゆったりとした初代備中守康広の作で、健全で出来がすぐれている。

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